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「旧ソビエト連邦なんて北海と日本海に使用済みの原潜の原子炉ごと21基も投棄してる」

■ロシアの原子力潜水艦の解体(05-02-04-03)
ロシアは1950年代末から冷戦終結にいたるまでの旧ソ連時代に、250隻足らずの原子力潜水艦を建造した。その2/3はムルマンスクを中心にコラ半島一帯に基地を持つ北洋艦隊に配備され、1/3はウラジオストック周辺やカムチャッカ半島に基地を持つ太平洋艦隊に配備された。旧ソ連時代には老朽原潜の具体的解体計画はなく、そのまま長年にわたり十分な管理がなされないまま埠頭に繋留しており、現在でもその状況は大きくは改善されていない。
http://www.rist.or.jp/atomica/data/dat_detail.php?Title_Key=05-02-04-03

■原子力潜水艦による海洋汚染 (01-08-01-20)
ロンドン条約発効後も条約を無視した投棄が旧ソ連では続けられていた。その内容が明らかになったのは、1992年にロシア政府が「白書」として発表した「旧ソ連による北極海域および極東海域における放射性廃棄物の海洋投棄に関する調査結果」である。ここでは、原子力潜水艦による海洋汚染に関する概要とわが国の対応について紹介する。
http://www.rist.or.jp/atomica/data/dat_detail.php?Title_No=01-08-01-20

■ロシア連邦による隣接海への放射性廃棄物の海洋投棄 (14-06-01-16)
ロシア連邦(旧ソ連邦)によって北洋海域および極東海域において放射性廃棄物の海洋投棄が行なわれていた。北洋海域へ投棄した放射性廃棄物は北洋艦隊およびムルマンスク船舶公社の原子力艦隊からのものであり、1959年から1992年にかけて、液体廃棄物で879TBq(23.8kCi),固体廃棄物で574TBq(15.5kCi)が投棄されている。極東海域へ投棄した放射性廃棄物は太平洋艦隊からのものであり、1966年から1992年にかけて、液体廃棄物で456TBq(12.3kCi),固体廃棄物で
252.0TBq(6.8kCi)が投棄されている。
 ロシア連邦大統領府が1993年4月に公表した政府白書「ロシア連邦領土に隣接する海洋への放射性廃棄物の投棄に関する事実と問題(仮訳)」からの抜粋を示す。
http://www.rist.or.jp/atomica/data/dat_detail.php?Title_No=14-06-01-16

■海洋投棄規制と実績 (05-01-03-10)
投棄による海洋汚染を防止するために、すべての廃棄物の海洋投棄を国際的に規制する海洋投棄規制条約(ロンドン条約)が1972年に採択された。この条約は15ヵ国の批推により、1975年8月に発効した。加盟国は2010年12月現在で日本、米国、メキシコ、英国等86ヵ国である。
 放射性廃棄物の海洋投棄は、日本では実施されていない。外国では、北大西洋においてOECD/NEA協議監視制度の下で、英、仏、西独(当時)等により1967年から1982年にかけて海洋投棄が実施されたが、1983年以降は行われていない。しかし、1993年4月にロシア政府より、極東海域及び北洋海域に液体及び固体廃棄物を投棄した事実が発表された。
http://www.rist.or.jp/atomica/data/dat_detail.php?Title_No=05-01-03-10

■旧ソ連による放射性廃棄物の海洋投棄に関する我が国の対応 (11-02-05-04)
旧ソ連の放射性物質の日本海での海洋投棄が1993年4月に大々的に報じられて以来、我国においては、科学技術庁(現文部科学省)を中心として関係省庁等の協力を得て日本周辺における放射能調査を実施している。海洋の放射能調査については海上保安庁において実施しているが、1986年にチェルノブイル原子力発電所事故の影響が見られた以外は現在では特段の異常は認められてはいない。
http://www.rist.or.jp/atomica/data/dat_detail.php?Title_Key=11-02-05-04

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